研究室の音楽

仕事中は研究室で音楽を聴いています。

The Lamp is Low (Oscar Peterson)

あけましておめでとうございます。私、年末年始は4年ぶりの風邪をひきまして、ずっと寝込んでおりました。残念な年始でしたが、おかげで、布団の中でいっぱい音楽を聴けました。その中で何がいいかと考えましたが、新年早々、暗いニュースが多かったですが、楽しい曲を聴いて一年頑張りましょう。

1971年のチューリッヒでのライブ録音から
パーソネルはベースがニールス・ペデルセン、ドラムがルイス・ヘイズ、MPSのGreat Connectionのメンバーということになります。The Lamp is Lowはラベルの亡き王女のためのパヴァーヌを基にした曲。コンサートのオープニングセッションでドラム・ベース・ピアノと入っていき、、4445の小節構造で進んでいきます。テーマが示された後すぐにデフォルメされピーターソン、ペデルセンにフィーチャーされ、バースに入りまず。そのあとはすぐにテーマに戻らず再びピーターソンにフィーチャーされてテーマが戻って、コーダに入って(4444小節構造)終わる構成です。ピーターソンのSwingが炸裂しているTuneです。特に最後は1985年のベルリンライブのYour is My Heart Alone(この時のベースもペデルセン)と同じ終止を使っていますが、こっちの方がキレキレです。一回聴いたら忘れられないし、何しろ聴いていて楽しい。一昨年になってから新たにリリースされるだけのことはあります。Youtubeでも聴けます。

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