TUBE-00J
さて、138VにB電源を上げたTUBE-00Jですが、安定していますので今まで行ってきた改造も加えて仕上げていきます。ロードラインですが先日の記載のように5654W(6J1)用のチューニングにします。プレート抵抗、カソード抵抗ともチップ抵抗ですので6K4用に簡単に…
TUBE-A3でB電源の電圧を上げて、違ったロードラインでアンプを動かしました。これを他のアンプでも試してみたいと思うのは人情でしょう。で、再びTUBE-00Jです。 元々ラインアンプの改造はこれから始めたのですが、TUBE-00J Unlimitedがこれと全くと言ってい…
NFJさんのTUBE ラインアンプについて一通り改修・改造をしてきたと思うので、ここらあたりでまとめておきたいと思います。TUBE-01Jについてはもう少し改造してみたいと思っていますが、スイッチングコンバータを使用しているTUBE-00J、TUBE-00J Unlimited、T…
Unlimitedの電源強化(一石フィルター基板の追加)がとても良い感じでしたので、Tune upしている普通のTUBE-00Jにも追加してみます。なんだか、キツネとイタチの追いかけっこみたいになっていますが,,,。 TUBE-00Jの場合は一つ考慮しないといけないことがあ…
TUBE-00Jを改造してそれなりに満足(実際にはかなり満足)していたのですが、音質が良いといわれるチップ抵抗が手元にあり、その定数がさらなる改造にぴったりだったので手を入れてしまいました。 ampaudio.hatenablog.jp 今回手を入れたのはこの二つの(チ…
さて、10回以上にわたったTUBE-00Jの改造も前回まででひと段落としたいと思います。今後気になる点は 1.真空管への電源(B電源)のノイズについて TUBE-00JではB電源は昇圧スイッチングコンバーターで作っていますが、それに対するノイズ対策はデカップリ…
本日は小ネタですが、楽しめるTUBE-00J改造です。 真空管についてですが、今までの6J1、6K4、5654Wは同じピン配列で、かつ2番ピンの第3グリッドと7番ピンのカソードが結合しているという特徴があります。 ところで世の中には2番の第3グリッドと7番のカソード…
改造する前はこのTUBE-00Jは登場機会が全くなく、ラインアンプはTUBE-01J+6J1Pかキットを自作して改良した(Gullgray's Memoさんのブログに準拠)6N3アンプ、トーンコントロールが欲しい場合はTUBE-03J+5654Wを使用していました。(TUBE-00J Unlimitedも持っ…
さて、前回の検討からカップリングコンデンサの換装方針が決まりました。 入力カップリングコンデンサー(電解10uF)をフィルムコンデンサ(WIMA 1uF)に変更 OpAmpと真空管の間のカップリングコンデンサー(1uF)を0.22uFメタライズドポリプロピレンに変更 …
さて、前回長々とお話ししましたが、それを踏まえてカップリングコンデンサの変更を考えてみましょう。カップリングコンデンサは基準電圧が違う回路を直流的には遮断し、音楽(交流)信号だけを通すもので、音質への影響がとても大きいとされています。TUBE-…
さて、いよいよラインアンプTUBE-00Jの本格的な改造を行っていくわけですが、その前に、私の再生環境を見ていただくことにしましょう。どのような音、改造を目指すかはどのような再生環境にあるかによっても変わってくるかと思うからです。とはいってもこの…
さて、前回は付属の真空管6K4より6J1の方がよいのではないかというお話でした。 本日は同様に真空管を変えるお話し。5654Wについてです。手に入れやすく、多くの人がこれに変えて楽しまれていますね。 5654Wのデーターシートから見ていきましょう。 5654W(G…
いよいよ改造ですがどんなものを目指すのか、簡単に決めておきましょう。 まずははんだ付けのいらないオペアンプや真空管の交換を行うが、それだけでなく、はんだ付けが必要なコンデンサーなどの交換もする。 やはり、ただの交換だけではつまらないですし、…
さて、修理の2回目 故障しているところが分かったので、これらの部品を外しに行きます。FETのTO263パッケージは2番ピンが裏でびっちり基板にはんだ付けされていて、かつ、ここで焦げているのでヒートガンで外すことにしました。ついでに隣のダイオードも外せ…
さて、回路を追うのも一通り終わったので、いよいよ修理です。実は少し調子に乗ってジャンク品はたくさん手に入れてしまっていました。直って音が出る瞬間が気持ちよくて、、病気かな。 TUBE-00J、7つすべて直せたのだけどそのうち4つが昇圧コンバーターのと…
本日はいよいよ真空管の電圧増幅回路についてです。 真空管6j1による後段 後段回路 真空管の電圧増幅回路ですが自己バイアス方式となっております。スイッチングコンバータで昇圧された100(実測101.6)Vが500Ω(R109//R110)と2350Ω(R2//R3、ここまで左右…
手に入れたTUBE-00Jの修理・改造のために回路を解析するその2回目 オペアンプの電源回路について オペアンプ電源(リップルフィルター) このオペアンプは単電源で動作します。あとで解説するリプルフィルターから供給されるVCC(10.4V)がVCC端子(8番ピン)1…
NFJさん公式のジャンクでTUBE-00Jをいくつか入手しました。 その修理、改造をしたのでレポートします。 まずは、修理に当たってTUBE-00Jの回路を追ってみました。素人の解析なので間違いがありましたら是非ご教授ください。 なお付属する真空管は6K4ですが、…