研究室の音楽

仕事中は研究室で音楽を聴いています。

LHPA-DIA_BUFFER-KIT

ヘッドフォンアンプキット:LHPA-DIA_BUFFER-KITの作製・改造⑦

さて、今回の改造の元々の目的は出力カップリングコンデンサの駆逐にありました。そのためにはLHPA-DIA-BUFFER-KITは両電源で動く必要がありますが、供給電源は単電源であり、このキットは内部でカレントミラーを使ったレールスプリッタ―を用いて疑似両電源…

ヘッドフォンアンプキット:LHPA-DIA_BUFFER-KITの作製・改造⑥

オフセット電圧の調節機構を付けましたが、すべて手製のアンプ、さらに改造でこの先何が起きるかわかりません。そこで、今後のことも考えてリレーによる保護基板を作りました。 ここではC103の両端に電位差0.6Vがあるとリレーが駆動し、ヘッドフォンとアンプ…

ヘッドフォンアンプキット:LHPA-DIA_BUFFER-KITの作製・改造⑤

さて、ヘッドフォンアンプの出力DC漏れの対策ですがまずはじめにオフセットの調整回路を組み込みました。下のように教科書通りの回路で計算では300mVくらいは動かせると思います。 オフセットキャンセル回路 調節用の可変抵抗ですが通常は半固定抵抗を使うと…

ヘッドフォンアンプキット:LHPA-DIA_BUFFER-KITの作製・改造④

このヘッドフォンアンプの改良でまず考えられるのは、せっかくカレントミラー回路でレールスプリットして両電源の形でオペアンプを駆動しているわけですから、まず、出力にドカンと鎮座している出力カップリングの電解コンデンサをなくすことです。私はこの…

ヘッドフォンアンプキット:LHPA-DIA_BUFFER-KITの作製・改造③

しばらく触れていなかったヘッドフォンアンプについてです。この基板の作製ですが、初めてでも難しいことはありませんでした。オペアンプのデカップリングコンデンサに表面実装のチップコンデンサ(オペアンプのすぐそばにつきます。教科書通りですね。)が…

ヘッドフォンアンプキット:LHPA-DIA_BUFFER-KITの作製・改造②

このアンプの現在の状況をお見せしておきましょう。このアンプ一式はヨックモックのお菓子の缶(シガールですね)に入っています。16VのACアダプター、ステレオミニプラグ(3.5㎜)によるインプットとアウトプット(ヘッドフォン端子)とボリュームがありま…

ヘッドフォンアンプキット:LHPA-DIA_BUFFER-KITの作製・改造①

LHPA-DIA_BUFFER-KITは私が初めて作製したオーディオアンプで、いろいろと改良・改造して今もデスクトップのヘッドフォンアンプとして使っています。 ヘッドホンアンプキット LHPA-DIA_BUFFER-KIT Linkman製|電子部品・半導体通販のマルツ marutsuで売って…