研究室の音楽

仕事中は研究室で音楽を聴いています。

FX-2020A+CUSTOM

FX-2020A+CUSTOMのジャンクをまた買ってしまいました。

メルカリで初めて買い物をしようといろいろみていたらFX-2020A+CUSTOMのジャンク品を見つけて買ってしまいました。TA2020-20がまだ2つ残っていたので、、、 商品は箱付き・説明書付きでした。通電に失敗したと説明されていましたが、高電圧にかけられたので…

FX-2020A+CUSTOMの修理・改造11.改造⑨、視聴

回路のショート、端子へのDC漏れを確認して、オフセット電圧を調整していよいよ視聴です。 私はACアダプターではなくトランス整流の安定化した電源を自作して使っている(そうしないとアダプターだらけになるので)ので、正直、今回の改造はあまり効果がない…

FX-2020A+CUSTOMの修理・改造10.改造⑧

方針が決まったので、ユニバーサル基板を小さく切って回路を組み立てます。 コンデンサはフィルムがたくさんあったのでそれを使っています(結構贅沢、0.1uFの方が大きいのがご愛敬)。組み立て自体は大したことはありません。安定化電源とテスターでテスト…

FX-2020A+CUSTOMの修理・改造9.改造⑦

さて、電源を安定化するにあたって方針は二つかなと思います。 1.MOS-FETかトランジスタを使ってのリプルフィルタ 2.リニアレギュレータを使っての定電圧化 ディスクリートによる定電圧化もできますが、部品点数が多く躯体に入らないのでパスです。1.…

FX-2020A+CUSTOMの修理・改造8.改造⑥

以前に手を入れたFX-2020A+CUSTOMにさらに手を入れました。アナログ初段への電源5Vを独立化したものです。 ampaudio.hatenablog.jp 今回は増幅段・全体の電源の問題です。D級アンプの増幅の仕組みを簡単に言うとすれば、出力段の加電圧を一定にしておき、信…

FX-2020A+CUSTOMの修理

以前にもレポートしましたが、今回もFX-2020A+CUSTOMのジャンク品を入手したので前回はなかった写真とかも交えてUPします。個体は電源が入らず、LEDもつかず、ショートしている状態でした。開けてみるともうTA2020が割れてしまっていて、ICが壊れているのが…

FX-2020A+CUSTOMの修理・改造7.改造⑤

FX-2020A+CUSATOMでは入力信号はR1-C1-R44-Volumeの入力抵抗分-オペアンプ1の反転増幅回路-{R53|(オペアンプ2のNF型トーンコントロール回路-R54, |はスイッチで切り替え}-C13-R(10K)-TA2020と進んでいきます。つまり、カップリングコンデンサはC1(10uF)と…

FX-2020A+CUSTOMの修理・改造6.改造④

さて、前回、TA2020のアナログ電源5Vを独立化したことで、低音域の安定も得られたと思うので、いつものようにカップリングコンデンサを電解コンデンサからフィルムに換装します。 このアンプにはNF型のトーンコントロールが搭載されていますが、基本的にこ…

FX-2020A+CUSTOMの修理・改造5.改造③

さて供給されるICの方の整備は終わったので、今度はInputとしての12Vを基板上からとります。作製した基板は大きな電解コンデンサ(パイオニアのもの)の横に配置しますので、ここからとったのですが、これが失敗でした。このコンデンサにはスイッチがオフで…

FX-2020A+CUSTOMの修理・改造4.改造②

さて、改造第1弾の方針が決まったので、組み立てです。ユニバーサル基板の組み立て自体は、ごく簡単な回路ですので簡単です。(いつも思いますがリニアレギュレータって便利ですごいですね。)むしろ、ケースに組み込むことを考えての部品配置(ショートしな…

FX-2020A+CUSTOMの修理・改造3.改造①

TA2020-20は12Vを使い(この基板では)出力増幅を行うのとともに内部で5Vを生成し、それをデジタル処理(パルス幅変調)とアナログ処理(内部のオペアンプによる前段処理)に使用しています。ですので30番ピン(5Vの出力)と2番ピン(デジタル用の5Vの入…

FX-2020A+CUSTOMの修理・改造2.修理②

いまだに壊れていると思えるもう一台のFX-2020A+Customですが、実はどこが悪いかは大体、見当がついていました。このアンプは電源On-Offの時のポップノイズを回避するためと思うリレーがついているのですが、もう一方はこのリレーがオンになるカシャッという…

FX-2020A+CUSTOMの修理・改造1.修理①

今度はFX-2020A+CUSTOMのジャンクを2個いちで購入しました。 TA2020-20というICを使ったClass Dアンプの最終決定版ということなのでしょうか?このICは音がいいと人気のICなのに製造会社自体がつぶれてしまっており、中古品しか出回っていないのにも関わらず…