研究室の音楽

仕事中は研究室で音楽を聴いています。

FX-2020A+CUSTOMの修理・改造11.改造⑨、視聴

回路のショート、端子へのDC漏れを確認して、オフセット電圧を調整していよいよ視聴です。

私はACアダプターではなくトランス整流の安定化した電源を自作して使っている(そうしないとアダプターだらけになるので)ので、正直、今回の改造はあまり効果がないかと思っていました。他のアンプの改造の目安とするため、実験的に行ったのですが(なので写真をあまりとりませんでした。)結果としてはちょっと衝撃を受けました。

元々、FX-2020A+CUSTOMは筋のいいアンプで、静かでおとなしく、5V別電源とした先の改造でさらに透明感があるいい意味で存在感がないアンプとして重宝していました。出力はさほどないですが、室内で普通に聴くには十分で、D級アンプとしての私のメルクマークの一つだったのですが、今回の改造は印象が変わるほどの変化に思えました。

一言でいうとこんなに力があるアンプだったのかという印象です。かといって、うるさいとかそういう変化ではなく、元々のこのアンプの長所をきちっと引き継いだ上でのうれしい変化です。もちろん、12Vが13.4Vと一割以上駆動電圧が上がったのでその効果が大きいと思うのですが、以前と比べてどちらを取るといえば、断然こちらを取ります。やっぱ、気になったことは試してみるべきですね。改造の醍醐味を味合わせてもらいました。研究室に残って夜更けまであれこれ夢中で試して聴きしてしtまいました。(もちろん仕事もしました。)オペアンプの違いもダイレクトに出ますが、附属のNE5532でも文句ありません。今はLME49990が入っています。今回の結果から他のアンプの電源にも手を入れようと思います。とりあえずいろいろいじったFX202A/FX-36A PROからいきましょうかね。