研究室の音楽

仕事中は研究室で音楽を聴いています。

FX-2020A+CUSTOMの修理・改造10.改造⑧

方針が決まったので、ユニバーサル基板を小さく切って回路を組み立てます。


コンデンサはフィルムがたくさんあったのでそれを使っています(結構贅沢、0.1uFの方が大きいのがご愛敬)。組み立て自体は大したことはありません。安定化電源とテスターでテストしてみると出力は13.4Vほぼ狙い通りで15V入力でも13.4V出ています。14.5Vくらいから出力電圧は落ち始めているようです。

この改良で難しいのはこの基板の組み込みです。前にアナログ5Vを独立電源にしたのでこのスペースは使えず、余っているのは右側のスペースだけですので、こちらの方に被覆線を伸ばして結合します。入力の16(15)Vをどこからとるかですが、前回と同様スイッチからとることにしました。このアンプのスイッチは2番ピンが入力電圧がかかっていてオンにすると3番ピンとつながります。そこで、スイッチを外して3番ピンをまげて浮かせてつけなおし、曲げた3番ピンにこの基板の入力を、そして、元々3番ピンが入るはずだったランドに基板の出力をつなげます。アースは前回の5V基板のアースにつなげました。(これは電源が入るところのアースにするべきだったかもしれません。)

実際の取り回しは上の写真の通りです。上が今回の基板、下が前回の5Vアナログ電源基盤です。ショートしないようポイントをビニールテープで絶縁してあります。最終的にはグルーガンで止めようと思っています。