研究室の音楽

仕事中は研究室で音楽を聴いています。

今日の一枚

Walton: Sym #1

今日はWilliam Waltonのお誕生日でした。難解とも通俗ともいわれる作曲家ですけど、今年は戴冠式があったので活躍の年でした。プロムスで尾高さんが指揮してましたね。本場でBBCを相手にこれとBelshazzar'sをやったんだからすごい。”邪気をもって”とかやっぱ…

アパラチアの春(Leonard Slatkin: St. Louis Symphony Orchestra)

View this post on Instagram A post shared by 辻川元一 (@zebrafishpapa) 春になりました。この演奏はSimple Giftのコラールの前にちょっとおどろおどろしい挿入がある演奏です。Complete balletというのはそういうことなのでしょうか?

John Adams誕生日

今日はJohn Adamsの誕生日です。修士卒業研究発表会1日目

お悔み

新世界はあまり聴かない曲だけど、最も聴くのがこの盤でしょうか。日本の指揮者がウィーンフィルで新世界を振って成功するという象徴的な演奏ですかね。メシアンも原点って感じかな。Saito Kinenはエディプス王と85歳の時のベートーベンと迷いましたが、私の…

角膜カンファまで1週間。修士発表会まで1週間半

View this post on Instagram A post shared by 辻川元一 (@zebrafishpapa) www.instagram.com 8人ほどの副査(これは説明を聞く)、6人の主査(こっちが大変)。 プレゼンテーションの仕上げ方は系統的な教育がないので、大変かなと思います。ここで経験…

Mahler: Sym #6 in A minor, "Tragic" (Haitink/CSO)の思い出

Haitinkが死んでしまってから早くも2年たってしまいましたが、15年前のChicago Symphonyとの来日公演のプログラムはアルプス交響曲のプログラムとこのマーラーの悲劇的だったはずで、当時の殺人的なスケジュールからは行けたとしてもどちらか。仕事の都合か…

John Adams:Short Ride in a Fast Machine他

かなり煮詰まっておりまして、こういう時にはこういう音楽ですかね。ミニマル・ミュージックでグルグル

Dvořák Sym #8 in G, Op. 88 (Blomstedt/SKD)

初めて買った輸入盤のレコードがドヴォルジャークの8番でコシュラー、チェコフィルだったと思います。イギリスっていうニックネームがついていました。それ以来8番は最も好きな交響曲の一つですが、この盤はJansons/BRSOが出るまでは私の中でNo. 1の演奏でし…

The Lamp is Low (Oscar Peterson)

あけましておめでとうございます。私、年末年始は4年ぶりの風邪をひきまして、ずっと寝込んでおりました。残念な年始でしたが、おかげで、布団の中でいっぱい音楽を聴けました。その中で何がいいかと考えましたが、新年早々、暗いニュースが多かったですが、…

Bruckner: Sym #8 in c (Giulini/VPO)

Wandとは対照的な演奏。Nowak版。1時間半越えですが、まったくだるくない。だけどWandみたいに疲れない。(Wandがいやとか悪いとか言ってるわけでは全くないです。そこが、あの指揮者のすごみなので。)何よりウィーンフィルを聴かせてくれてるんだねという…

Bruckner: Sym #8 in c (Wand/BPO)

今日12月18日はこの曲の初演の日。Wand/BPOの組み合わせはRCAから出ている2001年の こちらが有名と思いますが、よりWandらしい、つまり、厳しくて疲れる演奏はこちらの1996年録音と思います。なぜRCAが2001年のにしたのか不思議です。

Berlioz: Harold en Italie: 一周忌

父の一周忌で実家に戻っています。 ハロルドは父が好きだった曲。なんでなのかはよくわからんが。 バイオリンよりビオラのちょっと太めの音色が気に入っていたのでしょうか。 今日の鎌倉は穏やかな小春日和です。

R. Strauss: Der Rosenkavalier, Waltzs

研究資金の申請書、大体終わりました。いつもながらなかなかにハード

Dukas 魔法使いの弟子(レグナー)

AMEDへの申請書に追われている最中。ペンが2本に分かれて書いてくれないものだろうか?ちょっと変わった選曲のアルバム。重めのフランス音楽。 これが終わらせないことにはたまっている仕事ができない

Paganini Rhapsody

協奏曲の方は普通ですが、お目当てはパガニーニの方。 ピアノとオーケストラが対比されていて、協奏曲という感じではない。 曲全体の流れというものもなくて変奏曲間でぶつ切れ。 作曲者の意図する演奏ではないし、(ライブだろうが) 録音でなくて、客席な…

フーガの技法:バッハの死因

今日、明日と出張で東京です。昨日は看護の学生に成人の眼疾患の講義をしました。 白内障の項は毎年バッハとモネの白内障手術の話をします。あまり、知られていませんがバッハは白内障の手術がもとで死去しています。ジョン・テイラーというイギリスの眼科医…

Shostakovich: Babi Yar

Babi Yarはウクライナのキーウ近郊の峡谷で第2次大戦中に主にユダヤ人の大虐殺が行われた場所。現在の情勢を考えるとすごく複雑な心境になります。

Bach: 2-Part & 3-Part Inventions (Kenneth Gilbert)

今日は久しぶりの休みで朝に来週の分の料理をした後、昼ご飯を作ってその後5時間ほど爆睡しました。とても爽快。その後、箕面の牧落まで歩いて行って食事をして帰ってきました。最近、苦手のバッハをなるべく聴くようにしていて、今日は寝落ちでした。

Bruckner: Sym #8 in c, Bernard Haitink/Concertgebouw Orchestra Amsterdam

早く帰れたので夜半から久しぶりに聴きました。数あるHaitinkの8番の中でも気に入っている方(1番はSKD盤かな)。同じころに録音された7-9番のうちでは一番話題に上らない盤とは思いますが、その頃のヘボウサウンドが窺われます。日本盤でのカップリングはH…

Albéniz: Iberia

はとこ(熊本マリ)の影響もあってピアノではスペインの作曲家を聞くことも多いのですが今日はその中でAlbénizのIberia、12曲を聞いてみました。Ravelが管弦楽化を考えたこともあると言われる曲です。一度聴かれるといいと思います。女王の演奏です。

久しぶりになってしまいました。

春先からなんと半年ぶりくらいの更新です。少し調子を崩していたのと、その後はとても忙しくて本当にほったらかしでした。その間もコンスタントにアクセスいただいていたようでなかなかにうれしかったです。また、すみませんでした。まだ、はんだごてを握れ…

Schumann: 春

まだ3月ですが春真っ盛りですね。きれいなオーケストラを聴くという視点でこの2枚。

マーラー:交響曲第2番ハ短調「復活」Tennstedt/LPO

都響の復活を聴いた方のブログをいくつか拝見いたしました。大阪在住のわたしとしてはうらやましい限りですね。久しぶりにこの大曲を聴いてみたくなりまして、選んだのはこの盤にしました。名演の誉れ高い盤です。Tennstedtのマーラーは音楽としてはどうなん…

Dohnányi: Piano Quintet/Piano Sextet

最近、室内楽をよく聴くようになりました(年のせいか)。感心した演奏。Schiffの室内楽は好んで聞きますが、このドホナニーの曲は初めて聞きました。渋めの選択でしょうか。調べてみるとそれなりに知られた曲なのですね。作品番号1のデビュー曲ですが、な…

Berg: Violin concerto (ある天使の思い出に)

Bergのヴァイオリン協奏曲の録音の中でよく聞く一枚。もっとメリハリのある演奏はたくさんあると思うのだけれど、往年のヘボウサウンドとも相まって調和の美しさがいいのです。調性を感じる12音技法が感じられるBerg最後の作品。演奏としてはKremer/Davisの…

Esa-Pekka Salonen: Violin concerto

私はヴァイオリン協奏曲はちょっと変わったのが好きで、この曲もお気に入りのひとつ。作曲者自身の指揮でソロはLeila Josefowicz。(作曲者はバリバリの指揮者としての方が有名)昔、iTunesで無料で配っていたやつだと思う。ジョセフォウィッツうまいな。30…

We get request / Oscar Peterson Trio

今日は研究室に行かなかったので家でおとなしく聴いています。OPのアルバムとして必ず紹介されるものですけど、彼らしいかと言われると私はちょっとと思いますが、おとなしく聴くにはちょうどいいアルバムです。

メンデルスゾーン:ヴァイオリンソナタ Mintz/Ostrovsky

だいぶYDA138の第1案もこなれてきたので、これで聴いてみたいと思う一枚 メンデルスゾーンのヴァイオリンソナタ。比較的珍しい曲目と思います。私は弦楽器を知りませんが、ヴァイオリンをする人にとってはよく練習される曲だとのこと。この一枚はお手本の演…

Samuel Barber: Knoxville: Summer of 1915, Op. 24

新たに改造したTUBE-01Jと以前に改造したFX-2020A+CUSTOMの組み合わせが大変気に入りました。そういう時に必ず聴く一枚がこのアルバムです。 サミュエル・バーバーの管弦楽曲集Yoel Levi指揮Atlanta Symphony Orchestraです。有名なAdagioも入っていますが…

Bach: Goldberg Variations (熊本マリ)

研究室で個室をいただけるようになって、仕事をしながら音楽が聴けるようになったのは、本当にうれしかったです。それまではヘッドフォンやイヤフォンでしたが、昼間小さい音でも(夜皆がいないと大きな音で)聴けるのは仕事のストレスも少なくなります。部…