2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧
さて作製はじめたものの「ラグ板ってなんじゃ」「どうやって固定するの」みたいなところから始まっており、ずぶの素人の工作です。実際の工作も初めはラグ板とシャシがショートしたりしていました。でも、回路自体はずいぶん単純というのが正直な印象で心線…
1年ほど前、中華アンプのキットでEL34の組み立てキットを買いました。真空管パワーアンプというものを試してみたかったのですが、作ってみたいという願望とお値段の関係からこれになったわけです。 https://ja.aliexpress.com/item/1005001836903348.html?sp…
本日は所用にて名古屋に。心配していた新幹線の遅れはさほどではなかったものの、外は雪景色。名古屋は通りはするが、降りたのはもう3年ぶりではないかと思います。トンボがえりですがね。なかなか週末は大阪におれず、来月も学会、院生の公聴会・卒業と割と…
TUBE-A3でB電源の電圧を上げて、違ったロードラインでアンプを動かしました。これを他のアンプでも試してみたいと思うのは人情でしょう。で、再びTUBE-00Jです。 元々ラインアンプの改造はこれから始めたのですが、TUBE-00J Unlimitedがこれと全くと言ってい…
さて、昨日のブログを見ていただいた方の中には5654W(6J1) はシャープカットオフ管なのだから、電源電圧を上げた場合はロードラインを寝かせて、バイアスを深く取ればゲインも上がるし良いのではないかと思われる方もいるかもしれません。私もそうでした。で…
さて、ここまで方針を決めればもうあとは簡単です。電源の改造も終わっているので、プレート抵抗、カソード抵抗を交換するだけです。カソード抵抗は6K4(6BA6)と6J1(5654W)で入れ替えれるようにピンを立てます。こんな感じです。 4つ抵抗を代えています もの…
さて第一目標の6K4を動かすときの回路は大体決まりました。次は5654Wや6J1の時どのような動作をするか考えてみましょう。5654WのIp-Vp曲線に改造前(赤)と改造後(オレンジ)のロードラインを重ねてみます。 今回はシャープカットオフ管なのでバイアスが深…
B電源127Vがようやく安定したことで念願の電圧増幅回路に手を入れます。再び6K4のIp-Vp曲線状にロードラインを見てみます。 ここで電源が127Vに定まったということは大体ロードラインのX切片が127Vに決まったということを意味します。あとはどのような傾きの…
今日は東京に住む娘が気を使ってくれて奥多摩まで日帰りのキャンプに連れて行ってくれました。青梅まではかなりの回数いったことがありましたが、奥多摩は記憶にありません。また、薪で火を起こすなんて言うのも高校以来ではないでしょうかね。 寒かったです…
さて、前回の方針を達成するにはまず、プレート電圧を上げるのが手っ取り早く、かつおそらく必要不可欠となります。TUBE-A3の電源回路はTUBE-03J+のものとほぼ同じ回路構成ですからDC-DCコンバーターの回路定数をいじって変更できます。抵抗以外、特にコンデ…
昨日の方針 1.プレート電流を上げる。 2.プレート電圧を上げる。 3.6K4(6BA6)はリモートカットオフ管なのでバイアスは浅めにする。 がどうしてそうなのかを少しまとめてみましょう。まず、6K4の三極結合した時のEp-Ip特性をデータシートから見てみましょ…
案1と案2で試聴を続けていたYDA138アンプですが、案1を採用することにしました。案2も回路が単純でその分ダイレクトにいいと思いましたが、出力の±の電位差を頻繁に調整しないといけない状態でしたので案1にしました。オペアンプを交換するのもなんやか…
Bergのヴァイオリン協奏曲の録音の中でよく聞く一枚。もっとメリハリのある演奏はたくさんあると思うのだけれど、往年のヘボウサウンドとも相まって調和の美しさがいいのです。調性を感じる12音技法が感じられるBerg最後の作品。演奏としてはKremer/Davisの…
手に入れたTUBE-A3を改造するにあたって、TUBE-03J+との比較をした結果ほとんど同じ回路構成であることがわかりました。この後の改造ですけどTUBE-03J+と同じ改造をしても面白くありません。 ampaudio.hatenablog.jp もともと掘り出し物ですので「壊してもい…
現在TUBE-A3を鋭意改造中ですが、昨年暮れからリクエストがありましたTUBE-03J+シルバーの改造品をYahooオークションに出品しました。部品が手に入らずお待たせしました。連絡のしようがなかったのでここでお知らせさせていただきます。
私はヴァイオリン協奏曲はちょっと変わったのが好きで、この曲もお気に入りのひとつ。作曲者自身の指揮でソロはLeila Josefowicz。(作曲者はバリバリの指揮者としての方が有名)昔、iTunesで無料で配っていたやつだと思う。ジョセフォウィッツうまいな。30…
AIYIMAのTUBE-A3を手に入れる機会があったのでTUBE-03J+と比較してみました。 左がTUBE-A3、右がTUBE-03J+です。外見、基板パターンともそっくりです。TUBE-03J+にはスイッチングレギュレーターをシールドで囲っていますが、そのシールドをつけるためのパタ…
入力側のDC漏れがないこともチェックしてバラックのままですが、いよいよシステムに入れて試聴です。 まだ聞き込めてはいないので第一印象ですが、カップリングコンデンサをなくすのはやはりよい効果なのは間違いなさそうです。前回の第一案改造と同様、反応…
つづいてバラックのまま、組み立てです。2.5Vのラインを新たに独立させた信号系のアースに、2.5VのGNDを基板上の信号系のアースに、13V強のラインをVCC、そのGNDを電源系のGNDに接続します。この際、基板上のDCジャックを外して対応しました。ここからACアダ…
今日は研究室に行かなかったので家でおとなしく聴いています。OPのアルバムとして必ず紹介されるものですけど、彼らしいかと言われると私はちょっとと思いますが、おとなしく聴くにはちょうどいいアルバムです。
さて、基板組です。単純な基板ですが、先に述べたように組んだ後に回路を一度変更したので、修正が面倒でした。なにせ、ランドがすぐにとれるので、、配置図は回路変更前のものです。 -2.5Vのラインは信号(0V)とYDA138(13.4V)と分離しています。YDAでの揺ら…
だいぶYDA138の第1案もこなれてきたので、これで聴いてみたいと思う一枚 メンデルスゾーンのヴァイオリンソナタ。比較的珍しい曲目と思います。私は弦楽器を知りませんが、ヴァイオリンをする人にとってはよく練習される曲だとのこと。この一枚はお手本の演…
今回YDA138基板側では入力カップリングコンデンサをバイパスしたうえで、もともとの入力側のアースとYDA138のアースを分離しなくてはなりません。この二つは現状では当然つながっています。これを分離しなければなりません。この基板では入力側のアースはボ…
昨日の回路図で一度ユニバーサル基板上に組んだのですが、どうしても分圧抵抗(レールスプリット)のところの電圧が安定しません。LT-Spiceではうまく動くし、回路上で+側、-側での抵抗値を実際に計っても計算通りなのですが、電圧が合わず、分圧抵抗を上げ…
実際の回路はYDA138用の3端子レギュレータによる13V強の安定化電源と2.5Vを生み出す基準電圧を設けたnpnトランジスタによるリプルフィルター回路の二つになります。 YDA138は-2.5Vを基準に動くのですが、-側にpnpを用いたフィルターを付けるのではなく、2. 5…
去年から行ってきた入力カップリングコンデンサの追放は一応、満足のうちに完成が見えました。今も調子よく音楽を鳴らしています。ここで、創作意欲がなくならないうちに、以前のブログで述べた第2案について考えてみたいと思います。 第2案はYDA138を-2. 5V…
さて、ノイズ退治も運よく成功したのでバラックのまま試聴してみます。システムはラズパイDACから入力側の安全も考慮してTUBE-01Jの改造品(このごろのお気に入り)でうけてから、このYDA138の改造品にいれます。出力側は安全回路(DCオフセットによる遮断)…
写真のようにバラックのままシステムに入れて、試聴してみました。 ブレッドボードの時に比べてノイズはかなり減っています。というか、ノイズの種類が違って今回はホワイトノイズっぽい。音はちゃんと出ているので調整していきます。原因としては1.配線ミ…
出来上がった基板をテスター片手に回路チェックをしたのち安定化電源につないでテストしました。電源基板は14.7V以上の入力でYDA138用の13.3Vを出力、また、±12Vを生成しています。オペアンプ回路は中で±10Vに安定化してオペアンプのフォルダーに供給してい…
いよいよ基板作製です。今回は両電源の安定化+オペアンプ回路の基板とYDA138用の安定化電源基板2つを作ります。もともとのキットはDC12Vでの駆動ですが、安定化での電圧ドロップがあるので15V以上の駆動(15または16Vを想定、それ以上でもドロップレギュレ…