つづいてバラックのまま、組み立てです。2.5Vのラインを新たに独立させた信号系のアースに、2.5VのGNDを基板上の信号系のアースに、13V強のラインをVCC、そのGNDを電源系のGNDに接続します。この際、基板上のDCジャックを外して対応しました。ここからACアダプターで16Vを入れて（今回の回路は16Vでなければ動きません。それを考えると2.5V系もラインレギュレーターにすべきだったかもしれません。）各部の電圧をチェックののち、R、Lで＋ー端子間の電圧差を調整します。ここで残念ですが、今回の半固定抵抗の範囲では調整しきれませんでした。やや2.5Vに足りなかったのが原因です。これを解消するため、1kΩのところの直列に100Ωを空中配線で入れました。これで何とか、オフセットを消すことができました。懸念していたオフセットの左右差は数10mV単位でこれは問題になりませんでした。
ようやく試聴です。
