研究室の音楽

仕事中は研究室で音楽を聴いています。

Bach: Goldberg Variations (熊本マリ)

研究室で個室をいただけるようになって、仕事をしながら音楽が聴けるようになったのは、本当にうれしかったです。それまではヘッドフォンやイヤフォンでしたが、昼間小さい音でも(夜皆がいないと大きな音で)聴けるのは仕事のストレスも少なくなります。部屋のオーディオをいじった後でためしに聴く曲はいくつかあるのですが、この曲は必ず聴きます。数あるゴールドベルグの中でなぜこれかというと彼女は私のはとこでもあるからです。親戚の中で最も成功した有名人ですが、それを別にしてもこのゴールドベルグはお気に入りです。20代で録音されたものですが、瑞々しく細かいところまで気が入っている演奏で、ちょっと余韻が長めの録音ですが、それもいいかともいます。有名どころと比較するならGavrilovの演奏を少し太くしたような演奏かな。ネットでは最近神奈川県庁で演奏された様子がUpされていましたが、全く違った演奏になっていました。

ピアノの再生は難しく、すぐ音がひずんだりします。(よくわかります。)初めのころは部屋の蛍光灯(まだ、蛍光灯なんです)のソケットのところとかが共振しまくって、そのたびに天井に上がってゴムで抑えたりしてましたね。

コロナで活動があまりできなかったようですが、今年は大阪でコンチェルトをされます。必ず聴きに行きたいと思っています。