修士発表会、残りの二人、山下先生と桂先生の2題はどちらもFuchs’角膜内皮ジストロフィに関するもの(ところで、ジストロフィーをジストロフィと記載すべきというのはナンセンスだと思いませんか?)。山下先生の発表は角膜内皮細胞や白血球細胞において、リピート不安定性の頻度が高いことを示したもの。特に白血球でのリピートの多様性には私も驚きました。桂先生のは角膜カンファでも発表した、患者に認められる連鎖不平衡に関するもの。
この二つの発表を注意深く見ればFuchs’に関わる驚きの事実に気が付きます。