研究室の音楽

仕事中は研究室で音楽を聴いています。

スマホバッテリーの修理

スマホバッテリーが壊れてしまいました。f:id:medakazebra:20240310092614j:image

リチウムイオン電池がパンパンに膨れてしまっています。

ものすごく久しぶりにはんだごてを握って直すことにしました。まず、型番から電池を購入しました。Amazonで2000円也

合わせてみると、前のより少し大きくて基盤に直接はんだ付けするときつそうなので前の線途中で切って空中結線にすることにしました。強度は少し下がりますが大丈夫でしょう

こんな風に配線を切ります

仮止めのテストはこんな感じで、充放電も大丈夫でした。基盤は問題ありません。

後は熱縮チューブをかませてはんだ付けして、絶縁するだけです。物の10分程度で治りました。

カバーをつけて完成です。(ほんとは接着剤でつけるのですが、今後のこともあるのでしばらくははめただけで行きます。)気に入っていたものなので、今後も働いてくれると思います。ありがとうございます。

アパラチアの春(Leonard Slatkin: St. Louis Symphony Orchestra)

春になりました。この演奏はSimple Giftのコラールの前にちょっとおどろおどろしい挿入がある演奏です。Complete balletというのはそういうことなのでしょうか?

 

お疲れさまでした③

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修士発表会、残りの二人、山下先生と桂先生の2題はどちらもFuchs’角膜内皮ジストロフィに関するもの(ところで、ジストロフィーをジストロフィと記載すべきというのはナンセンスだと思いませんか?)。山下先生の発表は角膜内皮細胞や白血球細胞において、リピート不安定性の頻度が高いことを示したもの。特に白血球でのリピートの多様性には私も驚きました。桂先生のは角膜カンファでも発表した、患者に認められる連鎖不平衡に関するもの。

 

ampaudio.hatenablog.jp

この二つの発表を注意深く見ればFuchs’に関わる驚きの事実に気が付きます。

修士発表会②

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岡先生と上中先生の課題は発生学に近い課題。岡先生は水晶体の発生に関わると予想される遺伝子のノックアウトフィッシュの作成。-/-の表現型がはっきり出なかったのは残念でしたが、まだ解析途中です。上中先生のは改変iPS細胞による網膜の発生研究となります。クラシカルな系譜解析ですが教室の佐藤准教授の課題にも応用が利き、手法としてはぜひキープしたいものです。両先生とも最終形には至らなかったですが(もう少し時間が欲しかったですね。)未知の手法をよくものにしました。

修士発表会その①


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遅くなりましたが修士発表会の報告です。

まず、新井先生、立野先生のお二人。網膜において重要と予想される遺伝子のノックアウトマウス・フィッシュの表現型解析です。どちらもフェノタイプが見えており、ERGによる機能解析も行っていて、格調の高い発表でした。これらの研究は教室の佐藤准教授が主導して行っているものですが、ノックアウト作製の支援を取ってきたのは偉い。PIとしては大事なことです。あとはいかに早く、いかに美しく論文にまとまるかですね。期待しています。

学生自主研究発表会

昨日は学生による自主研究発表会でした。このプログラムは1年から3年までのまだ研究室に配属されていない学生さんが自主的に研究を行い、その成果を発表するもので、保健学科での発表会が昨日でした。このプログラムは全学を対象に行われており、その研究原資は民間からの寄付が主なものとなっています。もちろん、私どもも自分の研究費から支援していますが、本当にありがたいことです。保健学科からは放射から2人、辻川研からは片山先生と石橋先生が写真のように10分のプレゼンテーションを学科長をはじめ学生支援委員の教授・准教授をまえに発表しました。正直、発表の内容は4つとも実験を始めてやった人が半年でまとめるような内容ではなく、修士発表会でもおかしくないかと思うほどで、寄付してくださった方々にも顔向けできる内容でした。最優秀課題1題が選ばれるのですが、残念ながら私たちの2題ではありませんでした。辻川研は去年・一昨年と選ばれていますのでこれは致し方なかったでしょう。お二人は来年から私の研究室配属も決まっており、とても期待しています。お疲れさまでした。そのあと夕方に千里でみんなで飲みました。