研究室の音楽

仕事中は研究室で音楽を聴いています。

YAMAHA製 YDA138 デジタルアンプ自作キットの研究・改造 4

さて、そうしているうちにKicadで書き込んでいた回路図が完成しました。エレクトリカルルールのチェックも通してここまで1日+αくらいだったでしょうか。テスター片手に素人が描くものですから、GNDがあちらこちらにあってなんなんですが、便利ですよね。よくわかりますし。

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LPF部分(R-channel)

まず、手を付けるであろうローパスフィルター部分です。データシートから8Ωスピーカーに合わせてありますね。4Ωとかだと値を変えるようデータシートにはありますので自分のシステムに合わせることになりますね。私の場合、これを入れるのは新しい部屋の新しいシステムを組む予定なのでまだ、スピーカーを決めていない。定数だけのことなので(部品を調達する前なら)まあ、8Ωということで進めていきましょうか。NFJさんのオリジナルの部品もそれなりに頑張っていると思います。このままでもいいのではないかと思える良心的なキットですね。必要な部品が少ないというのもあり利益はそれなりに出ているでしょうが、数が多く出るものではないしょうし。

回路図をみてまず、思うのは電源部が弱いことですが、これは12Vを入れる前に電源ボードで解決できるでしょう。個々の部分に無理やり大きなコンデンサーをつないでもどうせ専用のケースにはもう収まらないでしょうし、ケースを変えるなら電源ボードをあらたに描けばいいかな。でもこの基板ですべてしたい人もいると思うのであとで考えてみましょう。

つぎはKicadに部品表を吐かせて、グレードアップを考えます。