研究室の音楽

仕事中は研究室で音楽を聴いています。

YAMAHA製 YDA138 デジタルアンプ自作キットの研究・改造10.

さて、前回出力のZobel filterを試して好評であったわけですが、そのままではあまりにひどい見た目ですので、実装しなおします。

まず、4つのZobel filterをはずします。また、出力の2連端子2つも外してしまいます。この2連端子の出力の部分、基板ではランドが二つ直列にうってあり、そのうち遠位のものが2連端子に使われていました。今回のZobel filterはこのそれぞれのランドとGNDにまたがって配置すればいいわけですが、GNDであればどこでもいいというわけではなく、出力のLCフィルター付近に落とさなければなりません。幸い、LCフィルターがつながっているGNDのパターンはこの2連端子側に飛び出して終わっているので、この部分につなげることとします。写真ではわかりにくいかもしれませんが、この部分のレイジストを削って、銅のパターンをむき出しにしてフラックスを塗り、ランドとします。

右チャンネルも同様にします

ここに予備ハンダをしたのち、Zobel filterの抵抗側をはんだ付けし、コンデンサ側は2連端子のランドにはんだ付けします。さらに2連端子に直列なランド(近位側)から出力線(仮)を出し、2連端子に接続し出力端子とします。それぞれの出力およびGND間が短絡していないか確認して実装は終了です。まあまあの実装ではないかと思います。