研究室の音楽

仕事中は研究室で音楽を聴いています。

NFJ TUBE-00J Unlimited 修理・改造2:修理

ここ一週間、研究費の申請書の追われていまして、いろいろなことが後回しになりました。投稿もしなかったですね。改良したTUBE-00Jで音楽を聴きながら申請書をかいていました。というわけで改造したTUBE-00JやTUBE-003J+に比べて後手を踏んで聴く機会が少なくなったTUBE-00J Unlimitedについて、仕事もようやくひと段落着いたので改造して現役復帰を目指したいと思います。

今回改造する個体は以前にちょこっと入力コンデンサなどを改造した個体とは異なります。改造自体も前とは異なり、真空管のB電源に手を入れる(前回と比べたら)大掛かりなものです。

 

ampaudio.hatenablog.jp

今回のものはやはりジャンクで手に入れたものですが、指月の出力コンデンサがやられているものでした。なんか、プレートの電圧が低いなと思っていたのですが、まあ、それなりにあるなと思ってパワーアンプにつないだのが運の尽きでした。この出力コンデンサがやられていて、DC漏れを起こしており、パワーアンプの片チャンネルを破壊しました。いつもはチェックしているのですが、魔が差したのか、後で測ってみたら何10V単位で漏れていました。壊れたアンプも入力カップリングはあったのですが、チップコンデンサだったのでこわれるわけです。(それも治したのでいつか報告したいです)

さて、どこが壊れていたのかは自明なので出力カップリングコンデンサPanasonic ECQE2 105KFに交換して修理終了でした。今回はこの個体をベースに改造していきます。