2023-01-01から1年間の記事一覧
実物が届きました。外観はまあ、汚いですね。トランスはOPTも電源もタンゴのトランスでした。このトランスはとても人気なようで搭載しているだけで値段が上がるようです。トランスが大事なのはわかりますがタンゴというだけでよくまあ、こんなに払えるなとい…
MC-10Tが思いのほかうまく直ったので、調子に乗ってもっとジャンクなものを手に入れてしまいました。どんな真空管が刺さっていたかもわからないものです。 商品の説明写真です ミニチュア管が4本差さるというだけでどんな回路かも全くわかりません。 おなか…
私の研究室も発足してからはや4年たとうとしており、社会人も輩出しています。昨日、研究室メンバーが初めての同窓会を梅田で企画してくれました。皆元気でやっているようで安心しました。
修理がほぼ完了したので、まず、外装をエタノールと有機溶媒でクリーニングしました。近い将来もしかすると出力段基板やトランス類も外して改造していくと思うので、トランスカバーなどを外してまでのクリーニングは行いませんでしたが、かなりピカピカにな…
本日は検査専攻の一大イベント、修士論文発表会でした。2年間お疲れ様。多くが良い発表でした。最終論文提出まで頑張ってください
さて、前段の基板をクリーニングして元に戻しました。 Lチャンネルは初段のSRPPの2つの真空管の間の電圧が125V何某、よさそうですがRチャンネルは相変わらず0Vです。また、Rチャンネルの出力段への出力はオシロで見ても、予測していたのに比べかなり弱い。真…
さて、前段の基板が外れたのでテスター片手に回路を解析していきます。途中でMC-10Lの回路図をネットから拾うことができ、ちょこちょこと定数が違うものの回路的にはほぼ同じで大変解析がはかどりました。 このアンプの特徴は 1.EL34のUL接続のプッシュプ…
さて、修理に取り掛かりますがまずは開けなくてはなりません。初めはひっくり返してビスを取って底板を外したのですが、これでは基板の裏側は見えるものの基板を外すねじにはアクセスできませんでした。上の方のカバーを外さないといけないようです。そこで…
宅急便で例の物が届きました。第一印象は「重い」。いじっていたNFJのアンプなどは比べれれば文字通りおもちゃのようです。こんな重いものを宅急便は1140円で配達してくれるとは驚異ですね。トランスが重いのは明らかなので期待できそうな感じです。 外見は…
昨日は大学で入試業務でした。ずっと出歩いていますが本日は個人的なようで宇治に遊びに行きました。近々外国の友人が訪ねてきそうなので下見を兼ねて、何十年ぶりに鳳凰堂を見てきました。以前の印象よりだいぶ小さい感じでしたが、ショップにおいているも…
学会2日目ですが、再生発生医学の学生さんが筆頭の演題発表はありませんでした。お昼を中華街の老舗でいただきました。 その後、学術奨励賞講演とシンポジウムを聴き、夜ははとこのピアニスト、熊本マリさんのお宅でごちそうになりました。楽しい一日をあり…
大津から直接横浜へ、本日は角膜カンファランス。 4回生がオーラルとポスター発表でした。 無事にこなして、頑張っていましたよ その後は中学の友人と飲みました。まさか野毛で飲むことがあろうかとは高校の時には思いもよりませんでした。横浜も変わりまし…
本日はモデル動物の研究会でした。当研究室からは二人がポスター発表。 講演はレベルが大変高く、大変勉強になりました。明日から角膜学会です。
さて、138VにB電源を上げたTUBE-00Jですが、安定していますので今まで行ってきた改造も加えて仕上げていきます。ロードラインですが先日の記載のように5654W(6J1)用のチューニングにします。プレート抵抗、カソード抵抗ともチップ抵抗ですので6K4用に簡単に…
EL34シングルアンプを一定以上のレベルに改造したら、EL34のプッシュプルを聴いてみたいと思うのではないでしょうか。はい、私もそう思いました。一から作るというのも浪漫ですが、シャシの工作も含めもう少し真空管の電力増幅についても経験を積んだ方がよ…
最近、室内楽をよく聴くようになりました(年のせいか)。感心した演奏。Schiffの室内楽は好んで聞きますが、このドホナニーの曲は初めて聞きました。渋めの選択でしょうか。調べてみるとそれなりに知られた曲なのですね。作品番号1のデビュー曲ですが、な…
前回までの記事、作製から試聴までが去年の2月から3月のことなのでかれこれ一年ほどほったらかしにしていました。重い腰を上げて改良していきたいと思います。 このアンプは5結でパワー重視の設計のようです。5結でゲインを上げておいて負帰還を多くかける形…
真空管アンプはトランスでスピーカーとアンプがいわば絶縁されているので安心感がありますね。逆に負荷をつけずに運転したらアンプが壊れるのでしょうが、高いスピーカーをお釈迦にされるよりは(アンプはトランスを交換すれば直せそうですし)かなりましな…
TUBE-A3の改造については終わりにするつもりでしたが、チューンナップを終えて5654Wで5654W用のチューニングで聴いているととても良いのです。そこで元々の目的である6K4ではどうなっているか確かめてみることにしました。真空管は6K4(北京 Military grade)…
B電源を127Vにあげてプレート抵抗、カソード抵抗を見直し、交換ができるようにして6K4、6J1共に鳴るように改造してきました。しばらく聴いていて問題がないようなのでこのまま聴き続けるであろうと判断してTUBE-03J+で培ってきた改造も施していきます。まず…
さて作製はじめたものの「ラグ板ってなんじゃ」「どうやって固定するの」みたいなところから始まっており、ずぶの素人の工作です。実際の工作も初めはラグ板とシャシがショートしたりしていました。でも、回路自体はずいぶん単純というのが正直な印象で心線…
1年ほど前、中華アンプのキットでEL34の組み立てキットを買いました。真空管パワーアンプというものを試してみたかったのですが、作ってみたいという願望とお値段の関係からこれになったわけです。 https://ja.aliexpress.com/item/1005001836903348.html?sp…
本日は所用にて名古屋に。心配していた新幹線の遅れはさほどではなかったものの、外は雪景色。名古屋は通りはするが、降りたのはもう3年ぶりではないかと思います。トンボがえりですがね。なかなか週末は大阪におれず、来月も学会、院生の公聴会・卒業と割と…
TUBE-A3でB電源の電圧を上げて、違ったロードラインでアンプを動かしました。これを他のアンプでも試してみたいと思うのは人情でしょう。で、再びTUBE-00Jです。 元々ラインアンプの改造はこれから始めたのですが、TUBE-00J Unlimitedがこれと全くと言ってい…
さて、昨日のブログを見ていただいた方の中には5654W(6J1) はシャープカットオフ管なのだから、電源電圧を上げた場合はロードラインを寝かせて、バイアスを深く取ればゲインも上がるし良いのではないかと思われる方もいるかもしれません。私もそうでした。で…
さて、ここまで方針を決めればもうあとは簡単です。電源の改造も終わっているので、プレート抵抗、カソード抵抗を交換するだけです。カソード抵抗は6K4(6BA6)と6J1(5654W)で入れ替えれるようにピンを立てます。こんな感じです。 4つ抵抗を代えています もの…
さて第一目標の6K4を動かすときの回路は大体決まりました。次は5654Wや6J1の時どのような動作をするか考えてみましょう。5654WのIp-Vp曲線に改造前(赤)と改造後(オレンジ)のロードラインを重ねてみます。 今回はシャープカットオフ管なのでバイアスが深…
B電源127Vがようやく安定したことで念願の電圧増幅回路に手を入れます。再び6K4のIp-Vp曲線状にロードラインを見てみます。 ここで電源が127Vに定まったということは大体ロードラインのX切片が127Vに決まったということを意味します。あとはどのような傾きの…
今日は東京に住む娘が気を使ってくれて奥多摩まで日帰りのキャンプに連れて行ってくれました。青梅まではかなりの回数いったことがありましたが、奥多摩は記憶にありません。また、薪で火を起こすなんて言うのも高校以来ではないでしょうかね。 寒かったです…
さて、前回の方針を達成するにはまず、プレート電圧を上げるのが手っ取り早く、かつおそらく必要不可欠となります。TUBE-A3の電源回路はTUBE-03J+のものとほぼ同じ回路構成ですからDC-DCコンバーターの回路定数をいじって変更できます。抵抗以外、特にコンデ…